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 真っ白な夢 (3:28)

歌:初音ミク
音量にご注意!



真っ白な夢見た少女は
髪をほどいて
ときめく日々憧れる

優しさの痛みがなくては
輝きさえも翳りがかかって澱む

止まっていた時間
動きだしたなら
月が沈むように少しずつ確かに
今たどり着いた

だけど
星々が空を満たし
見渡す限りきらめくなか
迎えに立つ裸足のまま
あたりまえのことを
忘れ去ってしまう前に
振り向いて


虹色を求める少女は
髪を伸ばして
いつの間にか大人びる

苦しみの癒しがなくては
喜びさえも思い上がりだと悟る

心の隙間を繕いたいから
泡が浮かぶように
つかみどころのない
今刻み込んだ

だけど
深い雪大地覆い
彼方までも真綿色のなか
両手広げ笑顔のまま
あたりまえのことを
忘れ去ってしまう前に
踏み越えて

だけど
苦い風猛り狂い
篠突く雨逆巻くなか
砕き尽くす戸惑うまま
あたりまえのことを
忘れ去ってしまう前に
断ち切って

冷たさに踏み出せない
決まりごとの蠢くなか
まとわりつくかけらを
抱きしめて






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